来月(2020/09)から、本職と同じ系統(開発系)の副業を始めることにしました。
この記事では、副業を始めるに至った理由を覚書しときます。
「井の中の蛙」感
2020/06に転職し、新しい現場で働きだしました。
前職では、フロントエンド専属のエンジニアがいませんでした。
そのため、比較的Vue.jsの使用経験の多い、自分がフロントエンド周りの仕事を任されていました。
特筆する成果というと、以下記事で述べたようなライブラリ等の一新を行なっていました。
- 大規模なライブラリアップデートを行なった
- アップデートの影響を受ける画面に対して、コンポーネントの再設計
これらの実績により、フロントエンドの仕事にはある程度の自信があったのですが、すぐに砕かれました。
- 自分が知っていた知識や技術は、現職では当たり前
- デファクトスタンダードを知らない
- 例)JavaScriptの標準的なメソッドである
every
を知らない
- 例)JavaScriptの標準的なメソッドである
自分が行なってきた実績やスキルは、現職のレベルと比べると凡庸でした。
現場のレベルに追いつくために、実践の機会がほしい
技術レベルの底上げだけでなく「ビジネスサイドの近い位置から要件定義〜設計〜製造までを一貫して行いたい」というやりたいことがあり、転職しました。
ですが、職種としてはものづくりをするエンジニアのままで生きていきたいと思っています。
これを実現するには、まず、現職の知識・技術力に追いつく必要があります。
現場でのコードリーディングや技術書を読むことで補うという手段もありますが、結局、インプットしただけでアウトプットしないと身になりにくいです。
また、
速く描くにはうまくなる。うまく描くにはいっぱい描く。いっぱい描くには速く描く。
という、SHIROBAKO 杉江さんが言った言葉があります。
この言葉の真意とは異なるかもですが、世の中のカンファレンスに出ているエンジニアさんや、身の回り・同じコミュニティ内にいるエンジニアさんたちは、OSS・個人開発活動(実践)に勤しんでいて、それが身の糧となっているように思えます。
自分が現職のレベルに追いつくためには、
「手を動かして実践し、身の糧にしていく」というのが結論となりました。
実践に副業を選んだ理由
- 普段お世話になっているOSSへ貢献
- 周りが便利になるようなサービスを個人開発する
という手段も考えましたが、モチベーションが続かず頓挫しました。
結局、自分はある程度のプレッシャー(求められる成果目標)がないと、開発も継続できないメンドくさがり屋...ってことです。
そのため、成果が求められるプレッシャーが存在する、副業という選択肢を選びました。
おわり
以上です。
副業どうしようか?と悩んでいる方への参考となれば幸いです。