ざきの学習帳(旧 zackey推し )

日々の学びを書きます

ニールセン博士のAlertbox とユーザビリティ10原則 を知った / Webデザイン基礎入門 を読んだ

coliss.com

こちらのセール情報から、Webデザイン・ディレクター系の本を買いました。

その中で、基礎中の基礎が学べそうなWebデザイン基礎入門も購入、
さっと読了しました。

この記事では、

  • 「Webデザイン基礎入門」 から学んだこと、要点
  • ニールセン博士のAlertbox

をメモとして書き留めて置きたいと思います。

概要

  • Webデザイン(配色等)の基礎と
  • Webサイトを開発する上での上流〜下流の開発フロー
  • リリース後の改善(UI改善やその分析方法)

が抜粋して記述してありました。

HTML/CSS/JavaScriptあたりの実践もあり、
デザインだけでなくこれからWeb開発に携わる方1へ有効な書籍と思いました。

個人的に思ったこと

Webサイトの公開がレンタルサーバーを介してだった

いまはVercel / Netlifyのような静的ファイルホスティングサービスも多いため、
そこらへんを絡められると、本書を読んでからステップアップする幅が広げられるかな...
と思いました。

qiita.com

ただ、ドメイン等の話や本書のコスパを考えると、
いまの内容でも充分と感じました。

Webアクセシビリティ基盤委員会の紹介

Webアクセシビリティ」という言葉、
言葉ヅラだけ知っていましたが、意味を咀嚼していませんでした。

本書ではWebアクセシビリティについて抜粋説明、
情報源であるWebアクセシビリティ基盤委員会の紹介をしてくれています。

waic.jp

学んだこと

ディレクターの種類

  • 戦略・デザイン部分に特化したクリエイティブディレクター
  • 詳細設計以降に特化したテクニカルディレクター

の分類があることを初めて知りました。
(一般的な分類なのかな?)

ニールセン博士のAlertbox

ニールセン博士はユーザビリティ研究の第一人者だそうです。

UI/UXについて、
定期的に情報発信を行うAlertboxを公開しており、
ご本人に了解をとって日本語翻訳されたサイトが以下となります。

u-site.jp

UI/UXに関心がある方は、定期的に読むといいかもしれません。

ヒューリスティック評価

UI改善の手法としてヒューリティクス評価が紹介されています。

気になり調べてみたところ、以下に詳細が記載されていました。

ヒューリスティック評価 – U-Site

咀嚼すると...

  • 経験則に基づくユーザービリティ評価方法
  • 仕様書やプロトタイプでも評価可能なため、ユーザービリティテストと比べてコストが低い

とのこと。

評価は「ヤコブ・ニールセンのユーザビリティ10原則」を元に実施するそうです。

www.nngroup.com

ヤコブ・ニールセンのユーザビリティ10原則

ググってみたところ、
UI/UXを検討するポジションで用いられている観点の様子。

とあるプロダクト開発を行うチームでは、
デザイナーがいなくてもエンドユーザーの行動ベースでデザインできるよう、
開発チームへ情報展開したこともあるそうです。

note.com

Try

次に学びたいことを記載します。

ユーザビリティ10原則のプラクティスを考えたい(知りたい)

読書中のレガシーコードからの脱却でも語られていますが、
原則は重要ですが具体的な実現方法を教えてくれず、
それをガイドするのがプラクティスの役割...と自分も思っています。

学ぶためには実践しかないのかな?

おわり

以上です。

さらっと読めるので、
基礎に立ち返りたい方はよければ読んでみてください。


  1. エンジニアを目指している人だけでなく、いままで組み込みやデスクトップアプリケーションを開発していた方がWeb開発の要点を抑えるのにも有効です。

ハラククリカタを読んで、思ったことをつらつら

techbookfest.org

ハラククリカタって読んじゃってました、すみません。
ラククリカタですね。

いい感じに感想を書きたいのですが、
ネタバレになりそうなので、思ったことをつらつら書きます。

※他の読者さんの記事をまとめられています。
ハラククリカタ 関連記事リンク集 ※随時更新 #ハラククリカタ #技術書典 - Tbpgr Blog

1章 ゆのんさん

自分を認知する

  • 案外、自分の感情には鈍感でスルーする場面がある!(気づき)
      • これ楽しい -> 終わり(楽しいを発展させない)
      • これつらい -> 頑張るかぁ(対策を練らない)
  • この章を読んだことによって、以前よりは自分の感情・特性に敏感になれそう

自由にさせるハラククリ

  • ゆのんさんは、自由に生きるためのスイッチが言葉だったのか
  • 不自由って、何をすればいいかわかりやすくて、時には心地よく感じるなぁ
    • 不自由を抜け出して、自由な領域で頑張るためにはハラククリが必要...って感じかな
  • 自分もハラククルスイッチを探すか

2章 てぃーびーさん

自分の強みと目的

  • 「自己分析は大事」のような言葉を聞くたび、 大事と思いつつも実行しなかったなぁ、自分
  • 何を軸として生きていくか、その判断軸を作ればいいのか
    • 普段、自分は何を元に判断してたんだっけ?
      • (みんなと自分含めて)楽しく仕事できる、改善していきたい、飲める
      • 仕事視点を脱しないから、人生で何をしたいか理解すべきか

リスクとリターン

  • 小さなリスクを恐れて、行動しないこと多いなぁ
  • 自分にとって、リターンよりリスクを恐れて行動しないパターンはどういうとき?
    • 恥ずかしい(発言・誘ってみても誰も答えてくれない)、他人に迷惑がかかる、自由な時間が奪われる、ほぼ確実に争いが起きる(しかも現段階で答えがでない)
  • まとめてみると気持ちの問題が多い、これと比べてリターンが出かければ行動に移して良さそう

3章 KANEさん

カベを乗り越える前と後

  • 職種・人生経験、ジャンル問わずカベを乗り越える前と後では視点が違うの、とても共感できる
  • KANEさん、自分のやりたいことを理解、自分を信じられたからハラガククレタのかな
  • 自分のやりたいことを整理するのは、ハラククル上での共通点に感じる
    • 行動するためにハラククル(決意する)から、それは当然か

コミュニティのカベ

  • いまだにパブリックなコミュニティでカベ超えられたことないなぁ
    • 自分目線で、何がカベになっているかというと、同じ視座で話せるかかな?
  • ただのリスナーじゃなくて、当事者意識を持って参加・楽しむって感じかな
    • その行動自体もハラククル感じか、なるほど!

4章 横山遼さん

ほていちゃん」という居酒屋で読んでたのですが、
泣くのをこらえて、ウルウルしたまま読破しました。

他人がもっているモノをないものねだりする自分にとって、
気持ちが少し救われました。この話大好きです。

  • 自分(おそらく)前者の人だ
  • 良き友(と一方的に思っているの)、家族(父と妹)を除けば、コミュを通して出会った飲み友と新卒時代の後輩かな
    • 弱みを打ち明けられる相手は大事にしたいし、エゴかもしれないけど、自分も同じように弱みを聞いて...解決へ至れるようにしたい
    • 挫折論への招待 の知っておくべきこと5を思い出した
  • 他人の目、気にしないと思ったことあるけど、環境が変わるたび気にしてしまう
  • 自分の幸せって何だっけ
    • 仕事でこうしたいばかり考えてて、人生で何したいかまで、考えてないんだよな
    • 病気を受け入れる件、自分も向き合うかな
  • 仕事のゴールは決めるけど、自分のゴールは先延ばしてばっかだなぁ
    • いきなりビシッと決められないけど、何をしたいのか向き合ってみよう
  • エピローグ大好き
    • 自分が子供のときに大人から言われたことって、歳を重ねていく(人生を歩んでいる)と染み渡るよね

5章 VTRyoさん

海堂さんは、JUDGE EYESの海藤さんをイメージして読み進めました。

dic.pixiv.net

  • サイクル炎上PJを思い出した
    • 「できないことはこれからやっていけばいい」みたいなの、ちゃんとxx思考みたいな命名があるんだ!
  • 「想いややる気って、良くも悪くも伝染する」みたいなの思い出した
  • 目的を鋭くするやり方は知らなかった
    • 「ん?」って思ったときはこれを参考に目的を鋭くして、やり抜こう
  • 海堂さんにモヤモヤしたこともあるけど、普段の性格やレビュー後の声かけみると、やっぱ好きです
  • 町廻さんの仕事と酒への姿勢、弟子入りしたい
  • 日向くんのメンタル、何周目だろ...と思ったぐらい感心した
  • 時任...すごいよ...

おまけ:eroccowaruicoさんの話

付録のなかに「eroccowaruicoさんの人生を変えたハラククリ」があります。

SHIROBAKOの5話を思い出しつつ、自分自身も見限らず、
自分を大切にするハラククリは、いまの自分にグサッときました。

www.youtube.com

さいご


この本から刺激を受けて、自分が思ったことは以下です。

今回も背中を押されました&励ましてもらえました。 著者のみなさん、ありがとうございました&お疲れ様でした。

  • 自分のこと
    • まずは、(人生という視点で)やりたいこと、幸せの定義を考えるのが先決かな
    • 他人と比べず、自分にフォーカスしよう(人生はそこまで長くない)
  • その他
    • この本、開発だけじゃなくビジネス側の方にも有効なのでは?(専門用語に目をつぶれば)
    • イチョウ・ジャーニーで成長の架け橋、挫折論への招待で踏ん張る方法、ハラククリカタで踏ん張った後に踏み切る方法を学んだ感じ

VOYAGE本でフルサイクル開発者( Full Cycle Developers )を知って、考えた

ソフトウェア開発業界に10年以上携わっていますが、
私は明確になりたいと思う職種がありませんでした。

私がやりたいことは多いです。

  • ユーザーの声を聞いて、何が課題を発見・解決したい
  • フロント・サーバサイドを含めてシステム設計・開発したい
  • デプロイフロー・保守においても取り組みたい

ウォーターフォールでいうところの

  • 要件定義
  • 設計
  • 開発
  • テスト
  • リリース
  • 保守

この全て開発工程に関わりたいと思っていますが、
これにあたる職種はない1認識でした。

先日購入した『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』
フルサイクル開発者という職種を知り、この職種を目指したい気持ちとなりました。

この記事では、フルサイクル開発者について調べた際のメモを書き残します。

  • 参考資料
  • フルサイクル開発者( Full Cycle Developer )とは
  • 成功させるには?
    • 開発者の考え方を統一する
    • 「フルサイクル開発者としての取り組みに価値がある」ようにする
  • おわり

  1. 強いて言うならシステムエンジニアかと思いましたが、自分が知っているシステムエンジニアは、上流工程に重きを置き、下流工程はプログラマに任せる。と分担し、開発工程全てに携わるイメージではないと思っています。(過去の経験から)

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じぶん Release Notes ver 0.30.10

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先月分はこちら -> じぶん Release Notes ver 0.30.9 - ざきの学習帳(旧 zackey推し )

  • 学んだこと
      • 読書中
      • 完了
  • ブログ
    • PV数
  • Challenge Every Month
    • 2020/08の結果
    • 2020/09の目標
  • おわりと所感
    • 久しぶりにLTした(PyCon スポンサーブース)
    • 副業がはじまった
    • 自転車はいいぞ
    • 劇場版 Fate/stay night Heaven's feel 最終作を観た
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初めての副業にむけて、きっかけをつらつら

来月(2020/09)から、本職と同じ系統(開発系)の副業を始めることにしました。

この記事では、副業を始めるに至った理由を覚書しときます。

井の中の蛙」感

2020/06に転職し、新しい現場で働きだしました。

前職では、フロントエンド専属のエンジニアがいませんでした。

そのため、比較的Vue.jsの使用経験の多い、自分がフロントエンド周りの仕事を任されていました。

特筆する成果というと、以下記事で述べたようなライブラリ等の一新を行なっていました。

kic-yuuki.hatenablog.com

  • 大規模なライブラリアップデートを行なった
  • アップデートの影響を受ける画面に対して、コンポーネントの再設計

これらの実績により、フロントエンドの仕事にはある程度の自信があったのですが、すぐに砕かれました。

自分が行なってきた実績やスキルは、現職のレベルと比べると凡庸でした。

現場のレベルに追いつくために、実践の機会がほしい

技術レベルの底上げだけでなく「ビジネスサイドの近い位置から要件定義〜設計〜製造までを一貫して行いたい」というやりたいことがあり、転職しました。

ですが、職種としてはものづくりをするエンジニアのままで生きていきたいと思っています。

これを実現するには、まず、現職の知識・技術力に追いつく必要があります。

現場でのコードリーディングや技術書を読むことで補うという手段もありますが、結局、インプットしただけでアウトプットしないと身になりにくいです。

また、

速く描くにはうまくなる。うまく描くにはいっぱい描く。いっぱい描くには速く描く。

という、SHIROBAKO 杉江さんが言った言葉があります。

dic.nicovideo.jp

この言葉の真意とは異なるかもですが、世の中のカンファレンスに出ているエンジニアさんや、身の回り・同じコミュニティ内にいるエンジニアさんたちは、OSS・個人開発活動(実践)に勤しんでいて、それが身の糧となっているように思えます。

自分が現職のレベルに追いつくためには、
「手を動かして実践し、身の糧にしていく」というのが結論となりました。

実践に副業を選んだ理由

  • 普段お世話になっているOSSへ貢献
  • 周りが便利になるようなサービスを個人開発する

という手段も考えましたが、モチベーションが続かず頓挫しました。

結局、自分はある程度のプレッシャー(求められる成果目標)がないと、開発も継続できないメンドくさがり屋...ってことです。

そのため、成果が求められるプレッシャーが存在する、副業という選択肢を選びました。

おわり

以上です。

副業どうしようか?と悩んでいる方への参考となれば幸いです。